もはや時代はSSD。
しかし、コスパと耐久性ではHDDの方が優秀です。
ファイルサーバーやNAS等でファイルを保管したり、頻繁にデータをバックアップするなら、転送速度の問題を除けば、まだまだHDDにお世話になっています。
そこで、今回はデータの保管やバックアップ等に最適な、サーバーやデスクトップ(3.5インチ)用の内蔵HDDの選び方をご紹介します!
優先すべきは耐久性!
ファイルサーバーやNASと言えば多くの場合、24時間365日休まず稼働していると思いますので、何よりもまずは耐久性が高いものを選ぶべきです!
著者も以前、某社のNASを何度か購入したことがありますが、すぐにHDDが壊れてしまって、最長でも2年くらいしか使用できませんでした。
自分でファイルサーバーを構築して、内蔵HDDを選ぶようになってからは、5年くらいは壊れていないと思います。
高耐久の内蔵HDD
家庭用で使うには高価
ご覧の通り、高耐久なHDDは値段が高いんです…。
企業用ではないので、もしHDDが壊れてデータが吹っ飛んだとしても諦めがつく方に、高耐久ではありませんが、もっと安価な内蔵HDDのもあります!
コスパ最強の内蔵HDD
少しは速度も欲しい
HDDはSSDに比べると、圧倒的に読み書きの速度が遅いので、少しはデータ転送速度やバックアップの時間等にもこだわりたいと言う方には、高回転の内蔵HDDを選んでください。(実際にはキャッシュなどの様々な要素があります)
回転速度は「rpm」という単位で表され、現在は「5400rpm」か「7200rpm」が主流になります。
rpm(アールピーエム)は、英語の”revolutions per minute”または”rotations per minute”の略で、1分の間での回転数である。日本語では回転毎分と言い、回毎分、回転/分 や r/min などとも表記される。
引用:rpm (単位) – Wikipedia
数字が高い方が高回転ですね。
著者はできるだけ安価で、7200rpmの内蔵HDDを2本(1本はバックアップ用)使って、速度と安全性を実現しています。
高回転の内蔵HDD
中堅クラスの内蔵HDD
最近では、高い耐久性と比較的安価な「NAS用のHDD」というものも登場しています!
著者もNAS用のSSDというものをVMWareのデータストアに使用していて、その耐久性の高さは経験済みですので、次回はNAS用のHDDに乗り換えようかと考えています。
NAS用の内蔵HDD
これまで紹介した内蔵HDDでわかったと思いますが、メーカーは特にWestern Digital(ウエスタンデジタル)かSeagate(シーゲイト)製をオススメしています。
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