Laravel(Cloud9)の開発環境自動構築スクリプトに3つの機能を追加!

cloud9-mysql57
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以前、Cloud9PHP7を入れてLaravel開発環境自動構築するシェルスクリプトを作成しましたが、今回はそれを大幅アップグレードしました!
大まかに以下の3つの機能を加えてます。

  1. MySQL 5.5から5.7へアップグレード
  2. Laravel認証機能の構築
  3. ドキュメントルートの設定
目次

MySQL 5.7.xへアップグレード

Cloud9に最初から入っているMySQLバージョン5.5です。
MySQL 5.5のままでいいじゃん。と思うかもしれませんが、Laravel 5.5ではこれがちょっとした曲者。
Laravel 5.4以降は標準charaseutf8mb4に変わったらしく、php artisan migrateをするとエラーになるのです。

もちろん対処法はあるので、後で手動で書くか、後に紹介するドキュメントルートの設定のように当スクリプトで差し込もうかと思いましたが、どうせなら新しいMySQLを入れてしまいます。

リポジトリを追加

ここから最新のを探してきて、スクリプト内のmysql_apt_deb_fileにコピペします。

Cloud9Ubuntuで動いているのでこんな感じで書きます。

MySQL 5.7をインストール

インストールした後、起動までしておきます。

データベース構築

また、すぐ使えるようにデータベースも構築しておきます。
データベース名とユーザー名のhomesteadとパスワードのsecret.envのデフォルトです。

参考サイト

このサイトの通りにするとアップグレードはできるのですが、ウィザード形式で手動インストールすることになります。
どうしても自動にしたかったので以下を参考にしました。

詳しいソースはこちらです。

あと余談ですが、sudo apt-get ~をする時にYesNoか尋ねられることがあって、入力するまで先に進まなくなるので、[-y]オプションを追加しています。

Laravel5.5の認証機能

これは特に書くことはありません。
ドキュメントにある通り、Artisanコマンドを実行するだけです。

ドキュメントルートの設定

最後にドキュメントルートを変更して完成です。
以前と同じように直接Cloud9.confのファイルを変更しようか迷いましたが、.haccessRewriteで対処することにしました。

メッセージの日本語化

日本人なので、ちゃっかり日本語化も対応。

以上、いかがでしたでしょうか?
ここまですると、煩わしい環境構築作業から開放され、誰でもLaravel 5.5自動で動かすことができますね。
出来上がったソースはGitHubmasterとして置いておきます。

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