ふと、CentOSのネットワーク設定をしようとnmtui
コマンドを叩いたら、Ethernetの下にブリッジがあり、「virbr0」という作った覚えのないものが勝手に追加されているのに気が付きました。
当然、不要なので削除していたのですが、すぐに消えないし、再起動しても復活するので、このvirbr
を削除・無効化する方法を調べた時のメモです。
目次
ネットワーク設定を確認してみる
とりあえず、以下のコマンドで現在のネットワーク設定を確認してみます。
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# ip a ・・・ 3: virbr0: <NO-CARRIER,BROADCAST,MULTICAST,UP> mtu 1500 qdisc noqueue state DOWN group default qlen 1000 ・・・ 4: virbr0-nic: <BROADCAST,MULTICAST> mtu 1500 qdisc fq_codel master virbr0 state DOWN group default qlen 1000 ・・・ |
確認だけならこのコマンドでも構いません。
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# nmcli d DEVICE TYPE STATE CONNECTION ens192 ethernet 接続済み ens192 virbr0 bridge 接続済み (外部) virbr0 lo loopback 管理無し -- virbr0-nic tun 管理無し -- |
これらの結果から、「virbr0」と「virbr0-nic」が勝手に追加されているのがわかりますね。
virbrを削除・無効化する
冒頭で記述した通り、ブリッジのvirbr0を削除するだけでは、設定は反映されませんし、再起動した際に元に戻ってしまいます。
そこで、こちらの記事を参考にvirbrを無効化しました。
以下のコマンドでサービスを無効化した後にreboot
してしまえば、綺麗サッパリ消えてなくなります!
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# systemctl disable libvirtd # reboot |
起動したら、先程と同じようにネットワーク設定を確認してみてください。
削除されたのがわかると思います。
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