Ubuntuで自宅サーバー構築!【Webアプリケーションサーバー編】

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前回までで、下地とも言える各サーバー達が完成しました!
今回からは、これらと連携して利用するサーバー達を構築していきたいと思います。
まず1台目は、Webアプリケーションサーバーです!
しかし今回ご紹介するサーバーは、一般的なWebアプリケーションサーバーではなく、ただWebサーバーアプリケーションサーバーを合わせたものとお考えください。

目次

Webアプリケーションサーバーの構築

それでは必要なパッケージをじゃんじゃんインストールしていきましょう!
データベースサーバーはすでに構築しているので、必要なのは「Apache2」と「PHP」の2つのみになります。
もちろん、Webアプリサーバーで何を利用するかは人それぞれなので、Apache2の代わりにnginxでも良いですし、PHPの代わりにJavaでも構いません。
ただ、今後このサーバーで便利で役立つ機能を追加して記事を書いていきますので、もし真似したいと思った方は是非ともApache2PHPを入れてください!

Apache2のインストール

出典・引用:Ubuntu 20.04 LTS : Apache2 : インストール : Server World

まずは、Apache2をインストールしてWebサーバーを構築します。
何度も言ってますが、ここからの操作もroot権限でお願いしますよ~!
CentOS時代はhttpdだったような気がしますが、Ubuntuでは普通にApache2となります。

ど~ん!はい、完了!
さらに、Ubuntuでは設定ファルが不思議な場所にありますので、間違わないように編集します。

ディレクトリ名のみでアクセスできるファイルを設定する場合はこちら。

上記の設定は参考サイトの設定とは異なりますが、後程インストールするPHPやその他のファイルも使う想定なので、このように設定しています。
あなたの環境に合わせてくださいね!それから、下記の設定ファイルの任意の場所にサーバー名を追記します。

最後に、以下の管理者情報を変更します。

こちらのディレクトリ配下にあるファイルは、今後変更する機会が多いので覚えておいてください。
後はApache2を再起動して、設定を反映させたら完了です。

ファイアウォールについて

もし、ファイアウォールを有効にしてる場合は、ポート開放してあげましょう。
アプリケーション名でも設定できるので、ぜひお試しください。

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PHPのインストール

出典・引用:Ubuntu 20.04 LTS : Apache2 : PHP スクリプトを利用する : Server World

次に、PHPをインストールしてアプリケーションサーバーを構築します。
とりあえず、よく利用する最低限のモジュールも一緒にインストールしますが、自身の環境に合わせて追加してください。

PHPモジュールを有効にします。

PHPの初期設定をします。
ここでも最低限タイムゾーンを変更します。

たぶん設定がこれだけだと、Webアプリを構築する際に後々不都合が生じるはずですが、一旦は完了です。

Apache2を再起動したら完了です!

PHP-FPMをインストール

最後は、PHPを高速化するPHP-FPMをインストールします。
無くても問題ないですが、今となっては必須ですね。
では、始めます。

Apache2の設定ファイルの中から、PHP-FPMを利用するVirtualHostの設定内に以下を追加します。
著者の場合は、SSLhttps)を使用する予定なので、default-ssl.confに追加します。

設定ファイルの編集が完了したら、Apache2モジュールを有効化していきます。

こちらも同様にコマンド実行。

最後に再起動して設定を反映させたら完了です。

念の為、info.phpで確認してみてください。

アクセスしてみて、このように「FPM/FastCGI」と表示されればOKです!

出典・引用:Ubuntu 20.04 LTS : Apache2 : PHP + PHP-FPM の設定 : Server World

次回から、今回構築したWebアプリケーションサーバーに他の機能も搭載していきますので、お楽しみに!

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