現在、あらゆるデバイスを充電する端子の規格が、ようやくUSB Type-Cが主流になってきましたが、実は充電アダプターだけでなく、ケーブルにも選び方があるのはご存知でしょうか?
それこそが今回ご紹介する「PD(Power Delivery)」対応のUSB Type-Cケーブルです!
USBケーブルは何でもよくない!
自身の失敗談を交えながら話を進めていきます。
以前ご紹介した、ノートパソコンも充電できる出力(60W)のUSB Type-C対応の充電アダプターを購入しました。
USBケーブルについては何でも良いと思っていましたので、安易に100均で購入してしまいました。
しかし、いざ充電しようと思ったら充電できないことが判明。
後から知ったのですが、実はPD(Power Delivery)という急速充電に対応した規格があるらしく、USB Type-Cのケーブルもコレに対応していないと充電できません!
USB PD(Power Delivery)とは?
USB PD(Power Delivery)を簡単に説明するなら、15W以上の充電に対応したものを指します。
出力は充電アダプターが制御してくれますので、W(ワット)数が高けければ高いほど良いです。
ただし、60Wより大きい出力になると、5Aに対応したケーブルが必要になるので注意してください。
細かく言うと、A(アンペア)数によっても異なりますが、3Aに対応したケーブルを買っていれば、60Wまで充電できますので、ほとんどのデバイスに対応しています。
また、逆にPD対応だからといって低出力の15Wだと、スマホは急速充電できるが、ノートパソコンは充電できても遅い場合がありますので、ご注意ください。
選び方がわからない方は、純正の電源アダプターの出力(OUTPUT)をご確認ください。
OUTPUTに「5V=3A」や「15V=3A」など書かれていないでしょうか?
電力=電圧×電流(W=V×A)なので、5V×3A=15W、15V×3A=45W、となります。
もっと知りたい方は以下の参考サイトをどうぞ!
失敗しないケーブル選び
USB Type-Cのケーブルで失敗しない選び方は、PD対応かつ、さらに高出力のものを選びます。
そうすることで、スマホ、タブレット、ノートパソコン、ゲーム機など、あらゆるデバイスをカバーできます。
100Wと言いたいところですが、ハイスペックのノートパソコンでも無い限り、60Wもあれば十分でしょう。
上記を踏まえた上で、おすすめのUSB Type-Cケーブルはこれだ!
ちなみに100均(ダイソー)でも、PD対応で60W対応のUSBケーブルが220円、100W対応が550円で売られてましたw
ただ、長さは2mは欲しかった。
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