以前、swap領域のパーティションを拡張しようとしてサーバーを破壊し、起動しなくなったことは記憶に新しい。
あれからパーティションを拡張する方法を模索していて、ついにできるようになりましたので、自分のためにもメモしたいと思います。
失敗したのは、/dev/mapper/cl-root
を縮小して、/dev/mapper/cl-swap
に割当てたのが問題だったようで、今回は/dev/mapper/cl-root
を拡張します。
Linuxでswap領域が不足した場合の2つの対処法
自宅サーバー(CentOS)を構築してしばらく経つのですが、今頃になってZabbixから以下のような警告が通知されるようになりました。 Lack of free swap space on {HOSTNA…
目次
ESXiでディスクを拡張
まずは、ESXiのWeb Clientでディスクを拡張したい仮想マシンを停止させます。
次に、[編集] > [仮想ハードウェア] > [ハードディスク1]の値に数字を入力して[保存]ボタンを押下します。
これで未割り当てパーティションが作成されました。
あとは仮想マシンを起動してコンソールを起動するか、Tera Term等でサーバーに接続します。
fdiskでパーティションを拡張
ここでは、パーティション番号が2(/dev/sda2
)であることを前提として省略して進めます。
以降の作業は全てroot権限で行ってください。
最初に、
1 |
df -h |
で確認してみると、まだどこにも割り当てられてないことがわかります。
以下を実行、
1 |
fdisk /dev/sda |
[コマンド (m でヘルプ):]と表示されたら、
1 2 3 4 5 6 7 8 |
d ⏎ # delete ⏎ # default 2 n ⏎ ⏎ # primary ⏎ # default 2 ⏎ # default ⏎ # default w ⏎ |
ここまで完了したら、
1 |
reboot |
で再起動させます。
LVM領域を拡張
この時点ではまだ反映されていませんので、以下を実行し、未割り当て領域をすべて/dev/mapper/cl-root
に割り当てます。
1 2 3 |
pvresize /dev/sda2 lvextend -l +100%FREE /dev/mapper/cl-root xfs_growfs /dev/mapper/cl-root |
最後に、
1 |
df -h |
で確認してみてください。
対象パーティションの容量が増えていることがわかります。引用
仮想マシン(CentOS 7)でディスク拡張を行ったときのLVM拡張対応(PV領域の拡張) | 俺的備忘録 〜なんかいろ…
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