今回は、壊れたHDDをアンマウントして再起動を実行したら、emergency modeでも起動しなくなった時のお話です。
以前、バックアップ用のHDDが5、6年ぶりに突然死した件で、その時起動しなくなったトラブルの話を書き忘れていたので、ここで新たに追記します。
emergency modeでも起動できない!
Amazonで新しく購入したHDDが届くまで、とりあえず先に壊れたHDDを外しておこうと思い、[umount]コマンドでアンマウントして電源を切り、HDDを抜き取り再び起動したところ、いつまで経ってもSSHで接続できず、仕方なくvSphere Clientのコンソールから状況を確認することに。
すると、以下のメッセージが表示されていました。
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Welcome to emergency mode! After logging in, type "journalctl -xb" to view system logs, "systemctl reboot" to reboot, "systemctl default" to try again to boot into default mode. Give root password for maintenance (or type Control-D to continue): |
Google翻訳で日本語にすると、
緊急モードへようこそ!ログイン後、 “journalctl -xb”と入力して表示します。
翻訳:Google 翻訳
システムログ、再起動する “systemctl reboot”、再試行する “systemctl default”
デフォルトモードで起動します。
保守のためのrootパスワードを与える
(またはControl + Dキーを押して続行します)。
つまり、[journalctl -xb]でログを確認して対処した後、[systemctl reboot]か[systemctl default]で再起動しろと。
実際に確認してみると、故障してアンマウントしたはずのHDDを再びマウントしようとしている。
アンマウントしたら確認すること
自動マウントしていないか?
設定した時のメモを読み返してみると、確かにシステムを起動する時に自動でマウントするための記述が[fstab]にありました。
HDDを交換するまではコメントアウトしておきます。
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vi /etc/fstab # /dev/sdb2 /mnt/backup |
これではアンマウントしても、再起動する度に存在しないディスクをマウントしようとしてしまいます。
これで、とりあえず起動できました。
自動バックアップしていないか?
HDDが存在しないとバックアップされないだけで、特に問題はないと思うが、気持ち悪いので[Cron]による自動バックアップ設定もコメントアウトします。
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vi /etc/crontab # 0 3 * * * root rsync -auvz --delete --exclude-from=/etc/rsync_exclude.lst /mnt/nas/ /mnt/backup/ |
アンマウント後もフォルダが残る?
アンマウントした後に[/mnt/]を覗いてみたところ、アンマウントして不要になったフォルダがそのまま残っていて中身が入っているようでした。
キャッシュされてるっぽいですね。(正直わかりません)
気持ち悪いので消しちゃいます!(大丈夫か?)
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rm -r /mnt/backup |
終わりに
やっぱり、同じような方はいらっしゃるのですねw
自分だけかと思っていましたが、少し安心しました。
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