Web開発者として、避けては通れない試験を如何に早く楽に、そして確実に行うかは永遠の課題です。
例えば、会員登録フォームを試験するとしましょう。
名前や住所、電話番号やメールアドレスなど、たくさんの入力項目を毎回入力するのはかなりの手間です。
かと言って、コピペするのも大変ですし、リンクやボタンなどによる画面遷移もあります。
そこで、今回ご紹介するのは「iMacros」という、マクロでブラウザの操作を自動化する拡張機能(アドオン)です!
iMacrosってこんなに素晴らしい!
最高の時短ツール!
iMacrosはブラウザで反復的な作業を自動化できます。
何度も繰り返さなければならない作業がある場合は、iMacrosでその操作を記録し、次にそれを行う必要があるときは、ボタンをクリックするだけで完了します!
iMacrosを使用すると、フォームに素早く入力したり、ファイルをダウンロードしたり、スクリーンショットの取得、定期的なデータ収集など、大量の時間と費用を節約します!また、Web開発者は、回帰テスト、パフォーマンステスト、トランザクション監視にも利用できます。
FirebugやXPath、その他のWeb開発ツールやテストツールと組み合わせることもできます。
自動実行やブラウザ同士のの互換性も!
マクロは、コマンドラインから開始することもできます。
Windowsタスクスケジューラ、バッチファイル、または無人操作用のLinux cronジョブを介して実行できます。
iMacrosのすべてのバージョンを組み合わせると、何百万人ものアクティブユーザーがおり、最も人気のあるWebブラウザの自動化ツールです。
iMacrosを入手する
iMacrosをダウンロードして使用することで時間の無駄をなくし、面倒をなくすことができます!
簡単な使い方
何から始めれば良いか分からない方のために、取っ掛かり的な使い方をご紹介します。
以下、Chrome版です。
ブラウザの操作を記録する
- まずは、操作を記録させたいページを開きます。
- 次に、右上のiMacrosアイコンをクリックし、
- 下部にある[RECODE]>[Record Macro]をクリックします。
- iMacrosウィンドウの上部に[Recording…]と表示されたら、ページを操作してください。
- 操作が終わったら、iMacrosのウィンドウの[RECODE]>[Stop]をクリックします。
- iMacros Editorが開きますので、下部にある[Save & Close]をクリックします。
- すると、iMacrosウィンドウに「#Current.iim」というファイルが出来上がります。
記録した操作を実行する
マクロを実行する方法は簡単です。
上記で記録した「#Current.iim」をダブルクリックするか、[PLAY]>[Play Macro]をクリックすると実行されます。詳しくは下記の参考サイトをご覧ください。
最後に
あまり触れられてはいませんが、テキストやCSVファイルを読み込んでフォームにセットできる機能などもあり、コレがとても便利でした!
さらに、マクロ内にJavaScriptを埋め込んだりもできるので、使い勝手の良さが広がります。
ログインするだけでも便利ですので、皆さんもぜひ使ってみてください。
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